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古い日記

 
 

2009/  10/   30       風のなごり 

       工房からの風、わたしの中ではいまだ名残がつづいています。
       本当に、なんでカメラ忘れたんだろう・・・。
       写真が一枚も無いなんて。
      今振り返っても本当にイッパイイッパイになっていたな、自分・・・と思います。
       きちんと対応できていない場面も多々あったと思います。
       失礼をお許しくださいませ。

       今回、幾人かの出展者のかたに、わたしのガラスを手にとってもらえました。
       出展中の忙しいなか、ブースに足を運んでもらえたこと、選んでもらえたこと、本当に嬉しかったです。
       きちんとお礼が言えていなかったきがして、反省仕切りな今日この頃。
       改めてここでお礼を言わせてください。
       「本当に嬉しかったです。どうもありがとうございます」

       工房からの風でも沢山の皆さんのもとへお嫁に行った球根水栽培ポット。
       少しだけですが、ヒナタノオトさんへ納品いたしました。 

       今シーズン用に作った球根水栽培ポットは全てわたしの手元から旅立ちました。
       ヒナタノオトさんのほかに、jokogumoさん、mokodiさんでお取り扱いいただいております。
 
      興味のある方はお店へお問い合わせください。

 

2009/  10/   23       ハガキのリレー 

       工房からの風 golaa::gotaaさんの企画、ハガキのリレー。
       今日うちにも届きました。
       赤い落ち葉が張ってあるハガキ、らふとの庭の落ち葉でしょうか。

       実はわたしも岐阜を出る前に、うちの周りの山の葉っぱと、どんぐりのボウシをハガキに貼り付けて持っていったのです。
       葉っぱを送って、葉っぱが届いて、不思議なご縁でビックリ。

       楽しい企画、ありがとう。

 

2009/  10/   21       帰りました 

       

       岐阜へ山の中へ工場へ帰ってきました。
       千葉から送ったガラスも手元に届き、荷解きをしながら少し落ち着いてきたところです。
      
       千葉での二日間。アッというまでした。
       
       「工房からの風」沢山の風が吹くやさしく暖かい風の吹く場所でした。
      
        慣れない移動、展示、お会計?、すべてのことに一杯一杯になっていたわたしですが、スタッフのみなさん、
       オブザーバーの作家さん、稲垣さん、ほんとうに皆さんに助けていただいてなんとか二日間を過ごせました。
       どうもありがとうございました。
       特にオブザーバーさんには、到着すぐの荷解きから最後片付けまで、要領悪くバタバタでご迷惑をおかけしました。
       呆れずに手を差し伸べていただけたこと、本当に感謝です。

       快くお手伝いを引き受けてくれた、Tさん、Kさん、そして我が相方、ほんとうにありがとう。
       
       本当に沢山の人に助けていただいた二日間でした。
       感謝!感謝!!です。

       そして来場していただいた皆さん。
       どうもありがとうございました。
       ゆっくりと手にとって見ていただけたこと、何度も足を運んで選んでいただけたこと、とても印象的でした。
       連れて帰っていただけたガラスが普段の暮らしにスッと溶け込んでくれたら、とても嬉しく思います。

       出展作家の皆さん、ゆっくりお話できた方は数人ですが、お話できたこと凄く力になりました。
       ありがとうございます。
       全部のブースを見ることができなかったのがとても残念ですが、きっとまたどこかで見れますよね。
       その時を楽しみにしています。


        今年のガラスの仕事はこの「工房からの風」で一区切り。
       これからゆっくり炉のメンテナンスにはいります。

       炉が動いていない、静かな工場で片付けをしていると、終わったんだぁ・・・と静かな実感がわいてきます。
       でもなにか不思議と、終わった実感と一緒に、なにかがこれからに繋がる感じがあります。
       具体的な予定とかではなく、気持ちの中でなにかがこれからに繋がるような感覚。     
       それがなにか、まだはっきりとは分かりませんがきっと何かを工房からの風から持ち帰ってきたのかな?と
       思います。
      
       持ち帰ったなにかを温めながら、作り続ける事へ繋げたいな、素直にそんな気持ちです。
       
       本当に、本当に皆さんありがとうございました!!

      
        ただ、心残りが・・・、カメラを忘れ写真を一枚も撮れなかったこと。ただそれだけが残念。

 

2009/  10/    8       台風一過 

      

       東海地方どうやら台風は過ぎたようです。
       天気予報は昨日からとにかく「大きくて風が強い」と繰り返し、さすがに怖かった。
       今の家に引越して台風は初めて、一体どんな感じなのか想像がつかないだけに、昨日は朝から側溝の掃除やら、植木
       鉢の移動やらドキドキしながらできる準備をしました。
       とは言えガラスの仕事も追い込み、一通りできる準備をした後はラジオの情報たよりに吹き仕事。
       怖かったのが停電の心配。
       長い時間停電すると、炉やバーナーに支障がでる。去年の冬は停電で予定外に炉のメンテナンスに追い込まれた。
       メンテナンスに入ると最低でも1ヶ月はガラスが溶かせません。
       ラジオからあちこちの停電の情報を聞きながらヒヤヒヤ。
       
       台風が近づいてくるまでに、作り足りないモノを作ってしまわないと!!
       東海地方には早朝近づくとの予想を聞き、今日できるだけ吹いてしまおうと決め夜も作業。
       深夜3時ぐらいまで作業してどうにか終了。
      
       2月から動かし続けたガラスの溶解炉、今週末にはメンテナンスの為火を落とすつもりでいましたが、繰上げて作業
       終了後に火を落としました。
        これで、もし停電がきても諦めがつく。少しだけほっとしながら朝まで気象情報を見ながら台風に備えました。

       8ヶ月近く、常に1000℃以上の温度を保ってきた溶解炉、これから徐々に温度を下げて行きます。

       朝早く強い風が少し吹いたものの幸いにも我が家には特に目立った被害は無く、無事台風は過ぎてくれたようです。
      
       炉に火を入れている間はいつもどこかでずーっと緊張しています。1000℃以上の炉を管理することに常に気持ち
       が張り詰めている感じ、これに慣れることはなさそうです。
       工房からの風に向けて作るモノも、炉にガラスが溶けている間はなんとなくまだ作り足りないのではないかとソワソワ
       して、当初つくる予定でいた数がそろっても落ちつかず・・・。
       炉があって溶けたガラスがあるから、まだ作る事ができる。じゃあ作らないと・・・、展示会の前はいつもこんな感じ
       で、終わりを見つけられない。
      
       けれど炉は火を止めました、炉の管理の緊張からは開放されました。
       溶けたガラスもありません。ジタバタしても作れません。後は吹いたモノの仕上げをして、当日に向けて粛々と準備を
       するのみ。
       
       わたしの中でも台風が過ぎたようです。
       穏やかな空をみて「う〜ん」と伸びをして、丸まっていた背中が伸びたような気分。
       来週末の工房からの風も、こんな空の下だと良いなと祈るばかりです。



       ただ今回の台風、あちこちに被害を出している様子、今現在も東北の方では強い風が吹いているとの事。
       工房からの風には九州から北海道まで全国の作り手の方が参加します。
       他の皆さんは大丈夫でしょうか、心配です。
       工房からの風が開かれるらふとの庭は大丈夫でしょうか・・。 
       
       ご縁をいただいてお取り扱いいただいているお店もあちこちに・・・、皆さん大丈夫でしょうか? 
       どうぞご無事で。

 

2009/  10/    1       ご案内 

      
       いよいよ今日から10月。
       「工房からの風」も迫ってきました。
        本日DM発送いたしました。
       芳名帖にご記入いただいた方で、関東地方のかたへお送りしました。
       あと少しですがDMあります。
       もしご希望の方がいらっしゃいましたらメールにてお送り先をご連絡ください。

 

2009/  9/   28       ハナイレ 

       植物を入れる為のモノは好きで良く作ります。
       庭や道端の草花を飾ったり、きちんと花を活ける時に整理して切り落とした枝先や葉っぱを飾ったり、そんな風に使え
       たらと、 小さなハナイレを作っています。
       工房からの風にも何種類かのハナイレをもっていきます。
       当日はらふとの庭の草花を展示用にわけていただけるとのこと。今から楽しみです。
      
       下は家の周りの道端のノブドウ。

      
      
       緑色の実が少しずつ熟してくると、ちょっと毒々しいような水色や紫にかわります。
       去年も同じ場所でワサワサと伸びておりました。
       不思議な色だなと思います。
      
      
      

      

 

2009/  9/   25       球根 

      ヒヤシンスとムスカリの球根も無事入手。
       先日よりセッセと球根の水栽培用のポットをつくり、いくつかは栽培開始。
       ヒヤシンスはやっと根っこが動き始めたところ。
       ムスカリとサフランは根っこもグングン伸び、芽もシッカリと顔をだしたので、晴れて本日、日の当たる場所へお引越し。
        
       白くて細い根っこが逞しくも見えます。
       根を伸ばす為に日の当たらない暗い場所で育てていた為、顔をだした芽もなんだか白っぽくモヤシの用な印象ですが、
       一日太陽の光を浴びて夕方にはすっかり緑色の芽に変わっていました。
       日光の力は凄いです。

      工房からの風に持って行く頃にはグンと葉っぱが伸びているはず。
      このまま順調に育ってくれますように。
      

 

2009/  9/   22       少しずつ少しずつ

      


         
      
       工房からの風に向けて毎日作っています。
       少しずついろいろと。
        こちらは酒器。
       徳利には2合くらいはいります。
       ぐいのみはストンとなんでもない形、水を入れてみました。
       底のガラスの厚みがユラユラと光ってきれいだなと自画自賛。      
      
       いかにもお酒って感じじゃなくて、普段の食卓のほかの器と並んでも違和感の無いものを・・・と思ってつくりました。
      
       ちなみに、わたくしは全くの下戸。アルコールは全然ダメ。
       でもお酒を飲む器ってなんだか憧れみたいなモノがあって、時々作ります。
       本当のお酒好きの方ならもっと違う形になるのかも・・・と思ったりもします。
      

 

2009/  9/   9       捨てられない 

      
      
       昨日山から分けてもらったオオツヅラフジ。
       枝先を整理した残り。こういうの捨てられないんです。
       長さ4cmくらいの短い枝も、どうにか使いたい。
       小さい水盤にほんの少しの水を張って。
       小さな葉っぱも小さな緑の実も可愛らしくいとおしい。
      

 

2009/  9/   8       少しずつ 

       工房からの風に向けて少しずつ準備中。
      気が付けば9月に入ってもう10日ちかく、少しずつ・・・とか言っている場合でもないのですが(汗)
      
       毎年秋には球根の水栽培用のポットを作ります。
       工房からの風にももって行くつもりです。
       ヒヤシンス、ムスカリと作りますが球根がまだ出回っていません。先日サフランの球根を入手したので、手始めにサフラン
       用を作りました。
       実際に根っこが出たところを見てもらえる様に二つほど育てます。今日水につけました。暫らくは暗いところで育てます。
      10月にどんな姿で見ていただけるでしょう。うまく育ってくれることを祈ります。

      


    
       球根以外の季節は花入れとして使ってもらえたらと思って作っています。

        
      
        家の近所ではオオツヅラフジがきれいな青い実をつけています。
        毎年楽しみにしているこの実、山から少し分けてもらいました。
      

 

2009/  9/   7       豆 

       
       上から見たらマメの様な形だから「ソラマメコバチ」
       松山へ旅立ちました。
       松山市「ドノバン」さんへ納品 

 

2009/  9/   5       引き続き 

       先日まで「オトナのナツヤスミ」でお世話になっていたヒナタノオトさんで、引き続き9月末まで、ガラスを置いて
       いただけることになりました。
      是非みていただけたらと思います。
       10月には「工房からの風」でお目にかかります。
       ご感想など聞かせていただけたら嬉しいです。

 

2009/  9/   3     小旅行

       ず〜っと行って見たかった建物へ、親戚のおばちゃんに連れて行ってもらいました。
       歴史の記憶が刻まれた建物、丁寧に真摯に暮らした人の家、町の歴史と誇りのホテル、盛りだくさんな一日。
       添乗員さんに先導してもらう旅行は高校の修学旅行以来。
       個人じゃこうは回れないな・・・と改めて感心。

      途中立ち寄った港にて。鎖1つにカモメ一羽ずつ。
      整列した姿が可愛かった。
      海の無い岐阜に生まれ育ったわたしにとって、海はやはり憧れ。

      

 

2009/  9/   1     風

       去年の秋、庭に植えたアカシアの木。一枝だけの小さな苗だったけど、一夏を越してグンと大きくなった。
      葉っぱに珍客あり。これでもコガネムシの仲間らしい。
       民芸の焼き物の様な色、模様。
       飴釉といったところ。
      
      秋の気配がしはじめた風が吹いて、葉っぱもユラユラ。必至でしがみつくコガネ君。
     
       先月の終わり、わたしも千葉で風に吹かれてきた。
      10月に参加させてもらう 「工房からの風」のミーティング。
       全国から参加者があつまって、作り手約50人。
     
       神社を囲む小さな森で、ザワザワ、ソヨソヨ、いろんな風が吹く、いろんな風が吹く中でどうにか立っていた感じ。

      10月にはわたしも風を運んで、気持ちのいい風を吹かせたいと思う。
       がんばろう。