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古い日記

 

2011/  7 / 22      窓辺    

         東京日本橋のヒナタノオトさんで「 7月の窓辺 」明日23日から28日まで展示いただきます。

         今年の春、日本橋浜町から小舟町へ移転されたヒナタノオトさん。
         移転した小舟町のお店は築50年古いビルの窓が印象的な一階。
         その素敵な窓辺を使って、毎月ひとりづつの作家の方で「今月の窓辺」の展示があります。
         5月から始まった窓辺の企画。3回目となる7月にお声を掛けていただきました。
        
         嬉しかった。感謝です。

         ヒナタノオトは、工房からの風 のディレクターの稲垣さんのお店です。
        
         2009年に参加させていただいた 工房からの風 からご縁をいただいている稲垣さんには、いつもフンワリと背中を
         おしていただいています。
        
         工房からの風 の個人ミィーティングの際、ガチガチに緊張しながら、そして何故かオドオドしながら、一個だけ持参した
         コップをテーブルの上においた時、稲垣さんから「キレイ」と言っていただけたこと、その時からフンワリとした大きな風
         に背中を押してもらっている気がしています。

         吹きガラスを初めて一番初めにつくるのはコップです。
         まずはコップの練習から始めましょう。という感じ。
         ガラスの学校では無く、個人工房へスタッフとして勤務することで、初めてガラスに触れた私は、随分長いあいだコップばかり
         吹いていた気がします。(たまたま、その工房がそうだった、だけかもしれませんが・・・・)
         
         コップは一番基本で、一番難しい、私の中ではそんな気持ちが強く、今も作るときはちょっと緊張したり。
         
         だから、コップを「キレイ」と言っていただけた事は、心の中でちょっと踊ってしまうほど嬉しく、ホットした瞬間だったのです。

         風鈴も、花入れも器も、どれも全部、今出来る精一杯で作っています。
         だから、自画自賛になりますが全部大好きです。

         でもやっぱり、その中でも器への思いはひとしお。
         是非、ゆっくり見ていただけたらと思います。

         そして、もし気に入っていただけたら使ってみてください。
         使って見えること、楽しんでいただけたら、本当に嬉しく思います。